歌手たち

大好きになるだろうレコードを何枚かいただいた。
ここ何ヶ月かはこればかり聴きそう。
レコードを聴くのはとてもたのしいけれど、また誰かに影響を受けてしまう。
怖い。


レコーディング初日、無事何事もなく終了。
いや。というか何事だ!というようなドラム、ギター、ベースが録音できた。
あとは肉付けしていく。
バイオリン、キーボード、パーカッション、そして、歌。

11月の「下北沢にて'13」の6会場のみで販売します。
是非、手に入れてください。



10/2
@渋谷O-EASTでライブ。
NACK5の25周年イベントでした。
この日のような周年イベントや、誕生日、レコ発のようにめでたいイベントに呼ばれるのはやはりとてもうれしい。
誰かを祝福する歌を自分が持っていることは、なによりも誇り高いことだ。

25年なにかを続けたことがあるか?と聞かれたらなんも答えられない。
それは物凄く疲弊することだ。
生きるということだけは25年以上続けた。
でも死のうなとどといった選択肢を俺はとてもじゃないが持てない。
それは強い人間が選ぶことだ。
弱い人間は強くなるために生きなくちゃならない。

死を自らの手によって選ぶことを俺は軽蔑する。
なんと言われようと、それは違う。
俺は自分にだけはがっかりしたくない。
それは誰かをがっかりさせたくないからだとも思う。

はじめて観たLUNKHEADの最後の歌はまさにそんな気持ちになった。
強く生きていきたいと願う弱い人の歌だった。
それを俺は希望と呼んでいる。


ライブを終えてヘロヘロで楽屋に帰ると、撃鉄ジョージとACCまっつんがいた。
そんな俺の親友たちは楽屋にあった余った弁当を裸で食ってた。
たまらねえな、と思った。

いつも通りのなんでもないそんな風景。
隣にいるのが当たり前なこいつら。
気づいたら本当に当たり前のようにずっと一緒にいるけれど、時は流れてひと時も止まらないのかと思うと悲しくなって、その何倍も愛おしくなった。


この写真めちゃくちゃ最高じゃない?


K.K



【今日の新曲】

「歌手たち」

ろくでもないね
言葉を借りといて
自分の言葉を持ってるふりしてる

ろくでもないね
馴れ合いばっかで
それでもひとりとかいってる歌手たち

シンガーソングライター
じいさんになってもそうか?
シンガーソングライター?
ひび割れそうな お歌

ろくでもないね
孤独っぽい孤独
歌っぽい歌
憧れの孤高?

ろくでもないね
わかる人にだけ
わかってもらえることもできないまま

シンガーソングライター
ジンジャー ソーダ サイダー
シンガーソングライター
食っちゃ 寝て なんだ?

それがなんだ?
なんだ?
それが歌か?
なんだ?
なんだ?
それでも歌か?

ろくでもないね
歌に左右されて
歌に殺されて
歌の奴隷になって

これ以上馬鹿になれないくらいまで
馬鹿になったほうがマシな歌手たち

シンガーソングライター
じいさんになってもそうか?
シンガーソングライター?
ひび割れそうな お歌