ささやかだけれど、役に立つこと

THEラブ人間からニュースが3つ。



THEラブ人間決起集会「下北沢にて'13」の開催が決定しました。
「下北沢にて」は2010年9月に多会場同時開催往来自由のサーキットイベントとしてスタートした、我々THEラブ人間の自主企画イベントです。
毎年、規模を拡大していき前年は下北沢の様々な店舗や世田谷在住の小中学生の参加、下北沢南口商店街の街頭フラッグと商店街BGMを占拠するなどと、街ぐるみのイベントとなり始めております!

ですが、今年は東京/名古屋/大阪/福岡/高松/仙台の6都市を周るツアー形式とし、今までと姿を変え1会場での開催となりました!
「6都市別日開催往来自由イベント」という冗談なのかアホなのかわからぬキャッチコピーどおり、今年は新しい挑戦です!



「下北沢にて'13」の6会場のみで、500枚限定3rd ep.「タイトル未定」をリリースします。
前作「SONGS」から実に7ヶ月ぶりの作品です。
長いツアーと、変わりゆく季節の中、思い歌いたくなることが多くありました。
どんな作品になるのかは、まだぼくにもきみにもわからない。
とにかく「音楽と私」であることは、間違いありません。



オフィシャルHPもリニューアルしました!


今まで見辛かったところも、見やすくなったんじゃないでしょうか。
あわせて新アー写&ニューグッズ発表!
Tシャツのイラストはインディーズ時代以来に黒川ナイスが担当!
http://loveningen.jp/
レッツブックマーク!


などなど、とニュースがありました。
みなさん是非刮目して、付き合ってください。

今日はShima fes setouchi 2013に出演してきましたが、バンド名や噂やレッテルで敬遠したり、判断したりしていた人がライブ後に「思っていたのと全然違いました!」といってくれる人と何人も話しました。

そんなものには慣れっこなんですが、やっぱりもったいない。
だから、俺たちのことなんにもわかってないのに嫌いな人は、見てから本当に嫌いか判断して欲しいです。
俺もきみのこと判断するから、ちゃんと。
面と向かって俺は歌って、君は聴いて、その上でお互いこれからやっていけるか決めようよ。
ライブステージ最前線では、お互いの強がりも噂も作り話もレッテルも時代も地域も何もかも判断材料にはならない。
そこで、震えるか、震えないか。でしかない。
やるからにはタイマンでいきましょうね。


次のバンドでのライブは9月6日(金) @大阪pangea。
Wiennersのツアーにバックドロップシンデレラと参加します。

そして9月のソロライブはツーマンが三つもあります。
大阪で一本。東京で二本。
今月はどれも濃ゆいものばかりです。
詳しく、書きます。

▼9月7(土)@大阪cafe Room
■金田 康平(THE ラブ人間)/タカハシヒョウリ(オワリカラ)
■18:00/18:30
■ \2800
■予約 caferoom.adv@gmail.com

オワリカラのタカハシヒョウリとのソロツーマンライブです。
彼とはシンクロしながらも、別ベクトルで表現し合えていて、とても刺激になります。
全然違うのに、終わったあとの余韻はきっと似ていますので、是非遊びにきてください。


▼9月12日(木)@吉祥寺STAR PINES CAFE
■金田康平(THEラブ人間) / 原マスミ
OA:ヒグチアイ
■18:00/19:00
■¥2600+1drink
→予約 http://t.co/vxaksaVM3Q

ぼくの父親とほぼ同い年か、それより上の原マスミさんとのツーマンライブです。
イベントを打ってくれたSPCのハリーさんはこの日のことを「いま、見るべき。知らない人にも見て欲しい。
絶対後悔しないと思う。」とぼくにメールをくれました。
ぼくのことも、原さんのことも知らない人、多いと思います。
でも、ここを読んでるってことはぼくのことを知っていて、ぼくの歌を好きな人が多いと思います。
だから、ぼくの好きな原マスミさんの歌は、きっとあなたも好きだと思うんだ。
是非、知らない音楽を初体験しに来てください。


▼9/17(火)島崎大企画、電信柱にひっかけた夢♯2
@高円寺無力無善寺
■島崎大VS金田康平(THEラブ人間)
■ 18時半/19時
■チケットは当日券のみ2000円

島崎大と知り合ったのは、3年ほど前。
おとぎ話のローディー/物販スタッフをやっていた若者でした。
先日、俺のライブを見に来た奴がしでかしたことをあなたに伝えたいけど。
それはこの日に話すことにする。
みんなに島崎大の歌を聴いてほしいです。
熱くならない心を持つ人は、かわいそうだ。


今日から27回目の9月がやってきて、また来週にはエアコンも使わなくなる。
厚めの布団を使って眠り、長袖のシャツを箪笥から引っ張り出す。
夏の歌を少しずつ歌わなくなり、肌寒さを讃えるだろう。
心は移ろい、それは、季節と同じで、目にも止まらないんだ。


K.K



【今日の新曲】

「ささやかだけれど、役に立つこと」

小さな存在が大きな声で
街頭を歩み 歌をつくる つくっている
欠陥品を讃美する 肯定して 歩み行く
それすらも空に消えてしまう散り散りに

今夜の宿代はささやかだけれど
この歌でも構わないかい?
どこにいても、心がふるさと

ある一日がつぎの一日へ
瞬間を掴み 歌をつくる つくっている
何も知らないことは罪なのか
何もできないわたしたちは潜る 潜っている

呑み足りないのなら今夜はおごるよ
この歌をうまく使えよ
ささやかだけれど、役に立つはずだ

今夜の宿代はささやかだけれど
この歌でも構わないかい?
どこにいても、心がふるさと