悲しみの分け前

昨夜は渋谷ラストワルツで演奏。
高円寺にあるデアデビルという古着屋さんのパーティーでした。
来てくれたみなさん、観てくれたみなさん、ありがとう。

服を買うことは昔からとても好きで、悲しい日や落ち込んだ日には服を買ったり、レコードを買ったり、本を買ったりします。
なにか気に入ったものを買うことで、すこしは楽しい気分になったりするもんです。

同じように音楽もあれば、いいのにな、と思います。



デアデビル、まだ店には行ってないけど面白そうです。
高円寺にも演奏の予定がない限りは、ほとんど行かなくなってしまいましたが、また昔みたいに遊びに行こうかな。
新しく、まだ知らないカルチャーは手の届く場所に潜んでいるんだな。

【2013/6/18@渋谷ラストワルツ】
1・ぼくの恋はさっき終わったんだ
2・どこかの駅でのりかえて
3・ヘロイン
4・カレーライス
5・記憶の街
6・young apple
7・FUCK OUR DAYS


その後、23時過ぎからは撃鉄×SUPER BEAVERユーストリーム番組にゲスト出演。

撃鉄×SUPER BEAVERは今回ほぼカップリングツアーで全国を一緒に回ってきていて、ものすごいグルーヴが出来上がりつつあるのは知っていた。
俺たちもSUPER BEAVERのツアー新潟公演をサポートさせてもらうことが決まっているので、天野の粋な計らいにより、そんな2バンドの素敵な夜にお邪魔させてもらった。
一曲「砂男」を歌った。

俺とSUPER BEAVERとのあれこれは新潟公演で話すから、ぜひ来てくださいね。


K.K


【今日の新曲】


「悲しみの分け前」

故郷を離れて何をしてるんだ
東京に出て来てなにをしてるんだ
磨いたり拭いたりしてこなかったから
向こう側だってすねてダダこねた

憎しみと悔しさを細かく刻んで
鍋にぶち込んで
グツグツと煮込んでも
誰も食べちゃくれない

それはわたしの分
それはわたしの分
その悲しみは誰のものでもなく
わたしの分だもの

あれだけ泣いたのに何をしてるんだ
あれだけ悔やんだってまたここにいる
連ね続けた国語辞典の例文
万華鏡のように実態は見えない

池袋と遠い街 密やかさと蜂蜜
鍋にぶち込んで
くるくるとかき混ぜても
ひとつになんてならない

それはわたしの分
それはわたしの分
その悲しみは誰のものでもなく
わたしの分だもの