出来るだけ自分にがっかりしないで生きていきたいね。また、それは無理な話なのだが。

3/23

井乃頭蓄音団ワンマンライブ@QUEへ。
東京での初ワンマンであり寺中、とがし退団ライブというとでどんなことがあっても行こうと決めていた。

25曲近くを3部構成で演奏していたが、そこに悲壮感はまったく無く、笑みを抑えることができないままライブは矢継ぎ早に過ぎていく。

が、本編ラストの「カントリーロード」。
アンコールの「8月7日」「素直な自分」で完全に涙腺崩壊。
松尾はやはり頭が良い。
そして、その狙いをわかりながらも俺たちは簡単に感情に訴えかけられてしまう。

5年前に好きになった時から、形態をカメレオンのように変化させていった井乃頭蓄音団。
ぼくはこの5年の中で大好きになったり、くだらないなあなんて思ったりを繰り返してきたけど、ずっと一貫した気持ちってのがあって、二年近く前に彼らのアルバム「素直な自分」へのコメントにそれを寄せている。


「高いノルマ代を払って幾億のライブを重ねても歌う。『そんなんじゃ、売れないよ。』と能無しブッキング共に飼われても腐らず歌う。親と恋人のあたたかな眼に怯えながらも、まっすぐに歌う。素直な自分の生き様を歌うは松尾よういちろう! はりきってどうぞ!!」
(歌手・金田康平/THEラブ人間)


寺中さんも、とがしも脱けてよかったんだよ。
みんなで決めたんだからさ。
良くなるはずでしょ。

「冷たい、酷い、わかってない!」なんと言われようと
俺が一番彼らを好きです。
なめんなよ。


K.K



【今日の新曲】

「きみはぼくがおもうすてきなひとのひとりだよ」

きみはぼくがおもうすてきなひとのひとりだよ
きみの絵も詩も声も顔もぜんぶすてきさ
きみはぼくがおもうすてきなひとのひとりだよ
ぼくと話すことも服の趣味もぜんぶ一緒さ

だけどきみとずっと一緒になんていられない
きみとずっと一緒だなんてごめんだよ
すてきどまりのおんなのこ

ぼくが泣くところで笑ってる
笑ってるところで泣いている
壊してくれよ 真っ赤な
壊してくれよ 心を

きみはぼくがおもうすてきなひとのひとりだよ
きみの目も耳も夜も朝もぜんぶ素敵さ
きみはぼくがおもうすてきなひとのひとりだよ
ぼくが言うこと全部理解して聞いてくれる

だけどきみとずっと一緒になんていられない
きみとずっと一緒だなんてごめんだよ
すてきどまりのおんなのこ

ぼくが泣くところで笑ってる
笑ってるところで泣いている
壊してくれよ真っ赤な
壊してくれよ心を

ぼくが泣くところで笑ってる
笑うところで泣いている
ピントのあわないカメラで
ふたりは同じものを見よう