TAIYOU NO BLUES

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東高円寺にて」

いつもどおり、スタジオでのリハーサル。
先日発表したセカンドアルバムの楽曲を中心に。

磨き上げる楽曲もあれば、改めて再構築する楽曲もある。
レコーディングされたCD音源というものは、やはり「その日の記録」でしかない。
ぶち壊す場所はぶち壊してもよいし、改善されるものは改善する。
そして、ほとんどがそうであるように、やはりそのまんまのものはどこまでいっても、そのまんまである。

スタジオ後には東高円寺でミーティング。
飯がてら入った幸楽という中華料理屋が、ほんとにまあまあだった。
わ!まあまあ!!と思った。
うまくもない!まずくもない!まあまあだ!!!って。


見よ!このまあまあな表情!!


その後、駅前のイタリア料理屋で5時間近くミーティング。



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THEラブ人間GIG@ZEPP DIVER CITY TOKYO」

この日は我々が所属しているSPEED STAR RECORDSの20周年イベント。
めでたい一日でしたし、みんな祭りだと言っていましたが、ぼくらにとっては最大の下克上でした。
2000人以上のパンパンのフロアはもちろん即ソールドアウトで、多分今まで出演したフェス等々をいれても、最も多くの人たちに一斉に我々のライブを見てもらえたと思います。

きっと、きっとだけど。
あの2000人を超える人たちの中で、俺たちのことを元から好きな人は数えれるほどだと思います。
卑屈になるわけじゃなくて、これはただの実感。
ほとんどの人が知っている唯一の情報はバンド名。
そして、入場してくるのは男四人と女一人。
配られる情報はそれだけ。
そんな中、鳴らす一音目はやっぱり痛快でした。

ライブ終盤、アンカーソングのギターソロを弾いている時に思い出したのは、2010年1月の渋谷屋根裏でのライブ。
結成ジャスト一年。
はじめて我々のライブを見る人が八割、九割のこの日ステージに上がって最初に思ったことは、「こいつら30分後には俺らに夢中になるんだなあ。わくわく。」でした。

そんなことをギターソロ弾きながら思い出していたのです!
ZEPPのステージど真ん中で3年前の自分と再会できた。
それは、とてもうれしいことでした。

今日出逢ってくれたみなさん、どうもありがとう。
今日この日までずっと応援してくれてるみんな、これからもよろしく。

THEラブ人間2013年初のライブハウスでの演奏でした。
良いスタート。

ZEPP diver cityのスタッフさんがつくってくださったメロンパンと、レーベル20周年Tシャツ!

K.K



【今日の新曲】

「今日のところはこれで」

今日のところはこれでさようなら
またいつか逢えたら そこで

今日のところはこれでさようなら
引っかかった気持ちをぶら下げて

漂白されていく
いくら足掻いても
だからまたそのときが来ても
きみのこと覚えていなくても怒らないで

今日のところはこれでさようなら
またいつか逢えたら そこで

今日のところはこれでさようなら
引っかかってるなら きっとまたってことだろう

漂泊し続けるだろう
両手両足がなくても
だからまたそのときがくるから思い出させて
言葉は言葉で言葉だろ

今日のところはこれでさようなら