いびき、かいて寝る
10/23
THIS IS PANICのライブを観に吉祥寺へ。
ある事を肌で確かめに行ったのだが、観た結果、やはり違った。
それとは関係なくディスパニは素晴らしいライブだった。
諦めず流し続けた汗の先には必ず栄光がある。
そんでこの日は松坂とケンジの誕生日。
本当におめでとう。
ケンジには俺から
AC/DC Tシャツ
11月はお互いワンマンがある。
21日にディスパニ@赤坂BLITZ
22日にTHEラブ人間@京都磔磔
そう。2DAYS。
皆さん来てくださいね。
ディスパニと俺たちは、あなたたちを待っているんだ。
10/24
10/25
両日スタジオ。
たくさんの話し合い。
死ぬほど頭を巡らせた。
一生に関わることを、たくさん話した。
答えらしい答えは、きっと目に見える形になっていつか現れる。
大塚にてレスポールが完全復活!
リペアはあゆくんに任せました。サンキュー。
27日からのツアーはこれで臨むのです。
その後、焼肉を喰らい、カラオケに行き、タカハシヒョウリと馬鹿なメールのやりとりをして、心穏やかに寝る。(メールは返さずに。)
10/26
岡山に移動。
くら寿司。
10/27
岡山Imageにて。
THEラブ人間決起集会
【OOO(October's Ocean Over dub】2日目。
グッドモーニングアメリカ/HaKU/コンビニマンションテクニカラーとの夜。
久しぶりの岡山、久しぶりに正式ドラムを連れてこれました。
雨の中、どうも、ありがとう。
10/27
岡山でスタジオ練習。調整。
その後、名古屋に移動。
たぶん結成以来、メンバーだけで呑むのは初めてのこと。(ぼくはカルピスですが。)
結成四年。そろそろ打ち溶けてきた頃じゃないでしょうか。
カラオケいってからホテルへ帰る。
ケンジ、ツネ、谷崎はその後も部屋で呑んでたようです。
10/29
名古屋アポロシアターにて。
THEラブ人間決起集会【October's Ocean Over dub】最終日。
THEラブ人間/グッドモーニングアメリカ/SAKANAMONとがっつりスリーマン。
名古屋での企画初のソールドアウトです。
本当にありがとう。
shimokita round upというイベントがあります。
今年も出るんだけど、そのイベントはぼくにとって、とっても思い出深いイベントなんです。
二年前はじめて出演した日、足を骨折して松葉杖で立ったGardenのステージ。
あの日は、ぼくの大好きな人がはじめてライブを観に来てくれた日でした。
ぼくから見て右側、小さな背を必死に伸ばして見え隠れする姿を覚えています。
ぼくはまるでこの世界にその人と自分だけが生きてるような気になったのです。
時にそんな夜が奇跡のようにあって、今年の見放題で立ったBIG CATもそうでした。
その人と自分しかこの世にはいなくて、ふたりきりで、小さな部屋で、その人のためだけに歌うような。
リボンで飾った誕生日プレゼントを手渡すような歌をうたえる夜があるのです。
その人が観に来てくれた先月のLOFTもそうだった。
そんな感覚が昨夜の名古屋でもありました。
その人は観に来ていないのに、そんな感覚になったのははじめて。
なぜかステージにではなく、フロアにスポットライトがひとつ光っていて。
そこに小さな背を伸ばして、ステージを覗こうとする姿が確かに、見えたのです。
爆発し続けた関係が、燃えて、焼け。
あとに残った灰は透けるほど真っ白でした。
それをポケットにいれて歩いているものだから、東京から何100kmと離れたこの場所でも、ぼくはたしかにひとりじゃないのです。
観に来てくれたオーディエンス、そして三箇所共に廻ってくれたグッドモーニングアメリカと、各地のゲストの皆さんにも感謝します。
本当にありがとう。
このイベントは昨夜も話したように、過ぎて行ってしまうだけの音と言葉、感情と空気。
それを何層にも何層にも重ね、残すためのイベントでした。
いつか忘れる日が来るのはわかっているから、残しておくんだ。
これは第二期の我々のテーマです。
このイベントが始まる直前に亡くなったぼくの祖父へ。
全箇所で「おとなになんかならなくていいのに」を歌いました。
みんな付き合ってくれて、ありがとう。
ちょうどこの日で亡くなってから一ヶ月でした。
録音したみなさんの声が、祖父にとっての誇りになりますように。
ガラガラのフロアに血と汗と涙を垂らし、硬め、磨き、ここまでやってきました。
情熱の炎は青白く、時に赤く燃える。
グッドモーニングアメリカ。尊敬してます。
ありがとう。
K.K
【今日の新曲】
「多重録音される、十月の海」
俺の孫の孫、そのまた孫へ
ここは2012年、21世紀
新しい世紀を生きる君たちに
何ができるってわけではないが伝えておく
すぐにほころびてしまうかもしれない
でもその輝きを武器にありありと生きろ
その若さをめいいっぱい吸い込めば
増えてくるシワの数すらもそれは勲章だ
ゲージMAXまで力を溜め込んで
フィルターまで吸った生き方を見せろ
それを鬱陶しがる人とも目を合わせ
一瞬でギリギリの生き様を見せろ
あらかじめ決められていることが
待遇や環境や寿命を決めたとしても
死に様ってものは自分次第なのだ
死に際の一秒まで喰らいかかれ
いつか未知なるものがやって来る
そこに俺はいないが俺はいる
いつか未知なるものがやって来た時
姿のない声はどう響く?
いつか未知なるものがやって来る
そこに俺はいないが俺はいる
いつか未知なるものがやって来た時
姿のない声はどう響いてる?
俺の孫の孫、そのまた孫へ
ここは2012年、21世紀
新しい世紀を生きる君たちに
10月の海を録音しておく
どうだい、綺麗かい?