ブレーメンは誰が書いた童話なんだろう。

ぐるぐるコードのヘッドフォン越しに流れるは、よしむらひらく
先日の久々の共演以降ずーっと聴いている。
彼が【春】というシングルを出した時に書かせていただいたコメントを思い出す。
書いた通り、何度聴いても、僕たちをどこまでも遠くに連れていってくれるような音楽なんだよなあ。

もう、秋だ。夏はゆく。

先日はスペースシャワー列伝ブレーメンの宴】に出演してまいりました。
at渋谷o-nest

このハコとはなかなか縁遠く、最初で最後に出たのが2010年7月だったと思う。
いまとなっては仲良くなった八十八ヶ所巡礼との初タイバンも、たまに顔を合わすと他愛もない会話をするあぶちゃんがいる女王蜂もこの日が初めてだった。

仲良し撃鉄、住所不定無職もいてすごい濃さとボリュームに長けた一夜だったな。

それから一年以上月日は経って、先日7日に同じステージで演奏した。
あの時とは違って、今度はケンジも連れてきた。

濃さというには少しクール過ぎる面子でのタイバン。
チェコノーリパブリック、セロ(スペルわからない)、AWAYOKUBA、我々という4バンド。

ブレーメンの宴と題するだけあって、バンドというよりか、楽団というのが似合うバンドが集まった。
面白おかしく、冷たすぎるほどクールに、各々の音楽をステージ上に昇華していく姿は見てておもろかった。

我々はというと、モチベーションがきちんとあがってきたというのか、日々の疲れなんてものに足枷をされてたまるかという気持ちが強くなってきたというのか、五人で演奏している感覚はどんどん希薄になっていった。
五人なんかじゃなく、一人でやっているって感覚は一番の団結力になるんだなって最近ひしひし感じている。

ドン引きしてくれたあなたにはまた会いましょう。を。

ぼくたちに確信を持ってしまったあなたには二度と逢えなくてもいいくらい話せた夜でした。

そして、そこにいなかったあなた。

このスペースシャワー列伝が放映されるときに僕たちからのメッセージは届くはずです。

そこに立ち止まって、戸惑っている場合ではないのです。
部屋に篭って、孤独を研いでいる場合ではないのです。

テレビを捨てよ、街に出よう。

今日は渋谷タワーレコードインストアライブ。

【2011/10/7渋谷O-nestセットリスト】
1抱きしめて
2これはもう青春じゃないか
3若者たちの夕暮れ
4大人と子供(初夏のテーマ)
5砂男

アンコール
東京


K.K