やっぱりきみは女の子だね
蒸し暑さに目を覚ます。
あまりの暑さのせいで真っ暗な部屋のその黒に、湯気が立ち上っているように見えた。
Twitterというものを始めて結構な月日が経つのですが、今朝「凍結」なるものになってしまいました。
いわゆる、僕のアカウントから送信することもできなければ、ぼくのアカウントを見ることもできないわけです。
ありゃまあ。とは思ったのですが、別に困ることはひとつもないわけでして、なんだか久しぶりにひとりの部屋でひとりきりの気分を味わえています。
ひとりでいても、ひとりではない気持ちになることがあります。
それは心がざわついて、さかむいて、裏返るほど美しいことです。
でも、Twitterがあることでそんな気持ちが麻痺することもあります。
みんな、気づいてるでしょ?本当は。
自分で選んだことではないけれど、たまの休息。
さて、今日もここからが本題です。
【今日の新曲】
「やっぱりきみは女の子だね」
たまにぼくは忘れてしまうんです
誰かからうまれたことを
たまに忘れてしまいたくなるのです
自転車の乗り方を呼吸の仕方を
たまにぼくら忘れてしまうんです
人を殺しちゃいけないことを
たまにそうやってニュースになるのです
まるで他人事のような顔をして見るのです
噴水舞い上がった水
その向こう側で光っている
虹がかかりそうな昼過ぎ
やっぱりきみは女の子なんだね
たまにぼくは忘れてしまうんです
うまいやり方をやり過ごし方を
煮詰まっては解けて
解けては煮詰まって
空だけしか描かない絵描きの気持ちに
噴水舞い上がった水
その向こう側で光っている
虹がかかりそうな昼過ぎ
やっぱりきみは女の子だね